イルカの世界でもメタボ!?


 イルカもメタボ−。海洋レジャー施設「城崎マリンワールド」(兵庫県豊岡市)で、人気のイルカショーのイルカたちが体重増で動きが鈍くなり、ダイエットに取り組んでいる。腹や首周りが見た目にも太く、得意のハイジャンプも十分こなせないなど事態は深刻で、関係者は「このままではショーが台無し」とイルカのメタボ解消に懸命だ。

 マリンワールドではカマイルカ11頭、バンドウイルカ8頭を飼育し、うち15頭が1日5回のイルカショーを交代で演じている。ところが8月末ごろから、イルカたちがハイジャンプで高さ7メートルのボールに届かなかったり、尾びれで立って泳ぐ見せ場でも尾びれの動きが鈍くなった。また、プロポーションが丸みを帯びたようになった。

 カマイルカの体重測定は毎週1回、バンドウイルカも飼育員が体形をチェックしているが、すべてに体重増がみられ、1週間で最大5キロ増えたイルカも。飼育員がエサとなるサバの切り身を調べたところ、取り寄せたサバが通常より脂がのった状態で、カロリーオーバーが原因とわかった。

 このため、対策としてエサの量を1頭あたり500グラム減らし、脂分の少ないホッケの割合を増やした。飼育員の柿本武さんは「ショーは子供に人気で、体重が増えたままではショーを楽しんでもらうことができません。今後は体重管理に注意します」と話している。
(MSNニュースより)
人間に飼育されると人間と同じような悪習や病状が出てくるものですね。特に犬・猫のペット類は顕著にその症状が現われているようです。イルカの場合どこがウエストか分かりませんが、体形が丸っこくなってきているのでしょう。以前、ハムスターを飼っていた時に、脂肪分の多いヒマワリの種を好むため、そればかり与えていたらコロンコロンしてきたことを思い出しました。それ以来、固形のハムフードを与えてバランスを取っていました。ペットが欲しがるからと言ってそればかり与えていると、かえってペットのためにはならないですね。