ばかばかしい・・・!?

 真冬なのにミニスカート、オーバーコートはヒョウ柄。スポーツ紙は、「悩殺」という言葉でそのファッションを表現した。「謹慎明け会見」のイメージとはかけ離れたいでたちに、思わずズッコケた人も多かったのではないか。ここまでくるとあっぱれ、という感じも。

 不倫騒動で所属事務所から謹慎処分を受けていた山本モナが、ラジオ番組で現場復帰した。当日の放送によると、復帰については約200件の意見、問い合わせがあったという。「反対」という声は、性別でみると、女性の方が多かったとか。騒動が騒動だっただけに当然か…。

 ワイドショーやスポーツ紙のカメラが待ち構えた会見場への登場。当然何らかのイメチェンをして登場するのかと思ったら、くだんの「悩殺」ルック。いろいろな意味で「モナ健在」をアピールした。個性派揃いの芸能界で生き残るには、こうしたキャラクターの確立こそ大切なのだろう。

 番組では、さまざまな報道に対する気持ちや、謹慎中の生活も本人の口から語られた。何でも、経営学修士号の取得をめざして大学院へ通ったという。「経営の役にも立つし、ビジネスマンにも役に立つ。自分の知識の浅いところを見直そうと」

 そういう勤勉な一面もあったのか。やはり、人を見かけで判断しちゃいけない。いけないけど、ヒョウ柄ミニスカが頭に浮かぶと、まじめに耳を傾けているのがバカバカしくもなってくるのだった。(井上雅雄
(MSN)