惚れ薬!

愛の難民のみなさまに朗報です!

多くの動物にとって一夫一婦制はアブノーマルですが、同じ動物でも人間は浮気をしてほしくない、二人だけの世界を築きたいと願います。例外もいますけれど・・・。そんな人間の気持ちを起こさせる原因だと考えられる物質をエモリー大学の神経科学者が発見したようです!

なんと! 彼曰く本当の惚れぐすりができる日はそう遠くないとのこと。

ちなみに、この研究は自閉症統合失調症の患者さん達のソーシャルスキルを向上させるのにとっても役立ちますが、抽出された物質は全ての人間に同じ効果があるそうです。

愛でお悩みのある人が目をキラキラさせながら期待をよせる物質は「オキシトシン」というもので、博士は、オキシトシンはコカインやニコチンと同科であると信じ、哺乳類全体の内、たったの5%しかいない一夫一婦制を強いる人間の生物学的反応の根っこだと考えています。

研究の初期の段階でさえ、オキシトシンは被験者達の間で信じる気持ち、共感、感情移入などを増進させました。そして、通常一夫一婦制な動物プレイリードッグにオキシトシン遮断薬を投与してみると、この小さな小動物たちがワイルドになり、浮気しはじめたそうです。

Larry Young博士はこの研究の進化を踏まえ、本物の惚れぐすりは結構簡単につくれるんじゃないかと推測しています。

まぁ、この素敵な薬が出来るまでは昔からのやり方を続けることにしましょう。


[NY Times]

Adam Frucci(原文/junjun)
(MSN)