ウイルス作成者逮捕へ懸賞金

マイクロソフト(MS)は12日、各国で被害が拡大しているコンピューターウイルス「コンフィッカー」作成者の逮捕につながる情報の提供者に懸賞金25万ドル(約2275万円)を支払うと発表した。同社製サーバーソフト「エクスチェンジ」を中心に広がる過去最悪クラスの脅威に懸念を深めており、「情報提供者の国籍は問わない」としている。

 報道によると、英仏両国の国防関係システムが同ウイルスに感染したほか、文書などのファイル共有が可能なネットワークを通じて、これまでに世界で1000万台程度のパソコンで情報が盗み取られるなど同ウイルスによる被害が発生。USBメモリーを介して感染する亜種も確認された。
時事通信YAHOO!JAPAN)