子宮頸がん予防ワクチン承認決定

 厚生労働省の薬事・食品衛生審議会の薬事分科会は29日、子宮頸(けい)がんを予防するワクチン「サーバリックス」の製造販売を承認することを決めた。

 国内で子宮頸がんワクチンが承認されるのは初めて。

 グラクソ・スミスクライン社が製造販売する。

 子宮頸がんの主な原因であるヒトパピローマウイルス(HPV)のうち、7割を占める2種類のウイルス感染を防ぐことができると期待されている。

 10歳以上の女性が接種対象で、3回の接種が必要。同社は年内にも販売を開始する計画だ。
(読売新聞、nifty