また会いたい人になるためには

「デートや飲み会で毎回、失敗を繰り返す人は、自分がやっている“モテない行為”に気付いていない」

男性に出会いのつくり方を実践指導する『リアル出会いクラブ』塾長のボンバー☆功氏の指摘をもとに、街頭の女子の声を聞いてみた結果、やはり、デートや飲み会をしても、いつも次につながらないという人は、無意識に“モテない行為”をやっていることが判明。

続いては、男女双方の気持ちがわかるニューハーフの視点からもアドバイスをいただくべく、新宿でカウンターBar『LAF』を営む名物ママ、相沢祐希さんにも話を聞いてみました。酒の席で数々の男女をカウンター越しに見てきた祐希さんは語る。

「見ていて、『この人、モテないだろうな〜』と思う男性は、すべてにおいて女性に対する配慮がないですよね。会話の話題にしても、その話題を相手がどう思っているかを考えないで、自分ばっかり喋り続けてる。あと、『どうせ俺はこうだから』とか、ネガティブなことばっかり言ったりとかね。そんなことは言わなくていいことなのよ。やっぱり相手ありきのことなんだから、楽しませる、喜ばせるのが基本であって、その結果として、自分に興味を持ってもらえるということがわかってない」

では、どういった点に気をつけていけばいいのだろうか?

「自分を受け入れてもらおうと思ったら、まずは相手のことも受け入れてあげないといけないんだけど、ダメな人は、自分ばっかり楽しもうとする。そうじゃなくて、自分がたくさん話したなら、その分、相手にも話させてあげるとか、そういう配慮をしていかないとダメ。男は結果ばかりを求めるけど、女が重視するのは、そこにいたるまでのプロセス。プロセスで相手を楽しませることをしないで、いい思いをするなんてあり得ないのよ」

携帯サイト『全力書店』で「アリエナイオトコのイイワケ」連載中の恋愛コラムニスト、相沢あいさんも同調しつつ、こう語る。



「祐希さんも言っているように、ネガティブな男はモテません。そういう意味で、女子が誰かの悪口を言ったりしたときに、悪口が盛り上がって仲良く なることもありますが、基本的には言わない方が無難。一緒になって悪口を言わずに『そうなんだ、大変だったね』と相づちを打つだけにとどめたほうが良いで しょう。あとは、やはり相手の状態に常に気を配ることですね」

具体的には、相手の視線に注意すべしという。

NLP(神 経言語プログラミング)視線解析では、人が人物の顔や場所を思い出そうとしているときの視線は左斜め上、心の中で何かつぶやいているときは左下を向くな ど、視線の方向には意味があるとされています。ヤバいのは、相手が向かって右側を向いているとき! これは何か別のことを考えている状態なので、あなたの 話に飽きていたり、興味がない可能性大。自分トークの興が乗っていても、即効話題を切りかえましょう」

最後に、相沢さんに、「女子にまた会いたいと思ってもらうには、何を意識すべきか」と聞いてみました。

「自 分が主導権を取りたいがあまり、女子を優位に立たせるのを嫌う男の人がいますが、『優位に立たせてあげる』のと『優位に立たれる』のは、全く別物です。女 子が気持ちよく過ごせるような環境づくり、会話、態度を意識して、デートを進めていけば、それが恋愛感情ではなかったとしても、自分を気分よくさせてくれ る人として、『また会いたい男性』になれるハズです」

おふたりの話をまとめると、「ひとりよがりにならずに、相手を気分よく楽しませてあ げることが大切」という基本的なことに行き着くのでしょうが、これができていない人が意外に多いのかも…。「女子にモテない」とお嘆きのみなさん、もしか したら原因は自分にあるかもしれませんよ?
R25編集部)
http://news.nifty.com/cs/entame/showbizddetail/r25-110000007887-2/1.htm