マカフィー、偽のセキュリティソフト「MaCatte製品」の手口を公開

 マカフィー(加藤孝博会長兼社長)は、マカフィー製品を模倣した「MaCatte製品」の手口を自社ブログで公開した。

 セキュリティソフトの模倣製品は、外観だけではなく、ユーザーインターフェイスや購入ウェブページについても本物そっくりの表示をするものがある。その一例として、マカフィー製品を模倣した「MaCatte製品」の購入ウェブサイトを取り上げて、説明している。

 偽のセキュリティソフトウェアは、「PCが感染しているので有償で問題を解決する必要がある」などと警告する手口でユーザーを狙い、あわててボタンを押させるためのウィンドウを表示する。偽の「MaCatte」は、「すべての脅威を今すぐ削除する」に同意すると、「MaCatte Antivirus」の購入に誘導する仕掛けになっている。

 現在、「MaCatte製品」のサイトは閉鎖しているが、マカフィーのブログでは、正規のセキュリティソフトはMaCatte製品ほど高価ではないため、本物と偽物を見分ける手段として、値段に注意することで被害を防ぐことができると注意を呼び掛けている。

niftyニュース、http://news.nifty.com/cs/technology/productdetail/bcn-20100705-17567/1.htm