救急搬送の華原朋美


 芸能活動を休止中の歌手、華原朋美(36)が29日未明、乗車していたタクシー内で意識がもうろうとなり、病院に搬送されていたことが同日、分かった。

 警視庁新宿署などによると、華原は29日午前1時10分ごろ、新宿・歌舞伎町付近からタクシーに乗車。華原が行き先も告げず、ぐったりしていたことから、運転手が「お客さんが寝ちゃって起きない。目的地を聞いても答えてもらえないので何とかしてほしい」と、同署に運んだ。

 署員が体を揺するなどして起こしたところ、意識はあるものの顔は青ざめていた。体温を計ると38度近くあったため、救急車を要請し、病院に搬送した。酒の臭いはしておらず、飲んだ様子はなかったという。

 華原といえば、昨年もタクシー内で意識がもうろうとして救急車で病院に運ばれており、華原が「医者に処方された薬を飲んだ」と話したことから、精神安定剤の大量摂取かと報じられた。

 同署によると、今回も医者に処方された薬を持っていたが、本人は「飲んでいない」と説明したという。一部報道で、薬は睡眠薬と報じられたが、同署では今回の件について「事件性はない」と判断しており、薬の中身までは把握していない。

 華原は先月も、歌舞伎町で意識がもうろうとした状態で歩いているところを警察官に保護され、その際も睡眠薬などを持っていたという。

(MSN産経ニュース、http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/100830/tnr1008300924001-n1.htm