シロクマが「ミドリクマ」に


 兵庫県姫路市立動物園で、ホッキョクグマ2頭の体毛が緑色に変化し、来園者を驚かせている。猛暑の影響で獣舎のプールに藻が繁殖し、水浴びのたびに体毛に付着したらしい。

 雄のホクト(9歳)と雌のユキ(10歳)。首から前脚にかけて2頭とも濃い緑色に覆われている。

 同園によると、7月末ごろからプールの藻が付着し始め、体毛が薄緑色になった。夏にみられる光景だが、今年は猛暑の影響で多くの藻が繁殖。2頭が頻繁に水浴びしていたことから、濃い緑色になったという。

 子供たちは「ミドリクマ」を不思議そうに観察したり、飼育員に理由を尋ねたりしており、同園も「猛暑の影響がこんなところまで」と驚いている。

MSN産経ニュースhttp://sankei.jp.msn.com/science/science/100917/scn1009171054002-n1.htm