2000万を売り上げる8歳の天才少女画家


わずか8歳にして2000万円を売り上げる天才少女画家が話題を呼んでいる。彼女は1度も芸術的な指導を受けていないにも関わらず、自らの才能を開花させた。彼女の絵は両親や学校の先生だけでなく、アメリカの美術界をもうならすほどの実力なのだ。

オータム・デ・フォレストちゃん(8歳)は、4歳のときから絵に関心を持っていたという。絵に興味を示していることにいち早く気付いた両親は、立派な画材道具一式をそろえ、彼女が自由に絵を描ける環境を整えた。そうしたところ、5歳にしてすでに才能を目覚めさせ、誰に習うともなくキャンバスに抽象的な絵画を描き始めたのだ。

母親のキャサリンさんは、彼女が始めて作品を描き上げたときのことを、「最初はまぐれで出来上がった作品だと思いました。まさかとは思ったんですが、驚きと同時にこれから彼女が作り上げていく作品にも興味が湧いたんです」と、振り返る。父親のダグさんは彼女の初めての作品「象」を見たときに衝撃を受け、一瞬目を背けたそうだ。というのも、彼女が描き上げた作品は明らかに抽象画であったために、驚きのあまり直視できなかったという。

専門家によれば、「彼女の絵は印象主義シュールレアリスムポップアートを想起させ、ピカソアンディ・ウォーホール、ダリ、マティスなど名立たる巨匠たちの作品を思い出させる」と、大絶賛しているのだ。

たしかに彼女の描く作品は、素人目で見てもその才能がひしひしと伝わってくる。胎児を描いた「メッセンジャー」や、燃えたぎるようなハート「エクスプローデッド・ハート」からは、8歳の少女とは思えないほどの強い表現力がうかがえる。また「バービー・マリリン」、「エルヴィス・ウォーホール」からは、アンディ・ウォーホールを彷彿(ほうふつ)とさせるポップアートの世界観がひろがっている。

現在、絵の販売に関して専属のアート・プロモーターがついており、これまでに約2000万円を売り上げているという。売り上げは彼女が大学に行くための資金として貯えられているそうだ。天才画家と呼ぶに相応しいオータムちゃん。両親は画家ではないものの、フォレスト家はもともと画家が育つ家系で、過去に5人の有名画家が誕生しているのだとか。8歳にして才能を開花させた彼女にも、そのDNAが引き継がれているようだ。
Screenshot from today.msnbc.msn.com.
This image is used in accordance with copyright law number 32.

(MSNトピックス、ロケットニュース24、http://topics.jp.msn.com/life/column.aspx?articleid=427828