犬の飼い方検定


ペットショップにいる可愛い子犬たち。おもわず、欲しい! とペットと一緒にお部屋で和みた〜い……とか、可愛いワンちゃんを連れて、爽やかに公園をお散歩……とか、あこがれちゃいますよね。

犬好きなら、考えただけでも夢が膨らみますが、この秋、第二回「犬の飼い方検定」が各地で実施されるそう!(※場所によってはすでに実施)
え〜、犬を飼うのに検定が何で必要? いったいどんな問題が出題されるの? と疑問がいっぱいに。そこで、何で検定を作ることになったのかをさっそく実施団体に聞いてみましたよ。

「犬の飼い方検定」は正式名称を「動物愛護社会化検定試験 基礎級」といい、動物愛護社会化推進協会の主催で昨年から全国の大都市で実施されている検定試験。主催者の方によれば、「飼い主の価値観や飼い方の違いから、犬の扱い方を間違ったりして社会的な事件が多数起きています。動物の中でも法律的に決まりごとがある犬を手始めとして、飼い主のモラルを上げるためにこの試験を作りました」とのことだ。

動物行動学の先生や獣医さんに監修をしてもらい、基本的な犬の習性やメディカルケア、関連の法規、マナーやルールについてなど、飼い主の方に知っておいてほしいことを検定問題にしているとか。市町村で定められている犬の登録制度や予防注射などの法律を知ってもらう意味あいもあるんだとか。
……すみません。ワタクシ実は、犬を飼ったら届け出なければいけないなんて、まったく知りませんでした……。

気になる犬の飼い方検定の試験問題は、4択のマークシートで約100問出題。たとえば、問題1「新しく子犬を迎えた時、どうしてあげるのが良い?」、問題2「できるだけ毎日してあげるのがよい犬のお手入れはどれ?」といった犬好きならではの出題も。ちなみに問題1の答えは、「飼い始めて1週間くらいは、あまりかまいすぎず、静かに暮らすようにして、家の環境に慣れさせる」、問題2の答えは「歯磨き」が正解。
う〜ん、簡単なようで意外と難しいですが、ちなみに第一回は受験者層は30〜40代の女性を中心に幅広い年齢層の約1900人が受験。合格率は85%だったとか。意外に楽勝?

今後は年に2回、春と秋の実施を予定しているとのこと。
しかし、飼ってから受けるか、受けてから飼うか、それが問題だ……。
(カシハラ@姐御)
(excite ニュースより)