10代の妊娠出産

英大衆朝刊紙サンが13歳少年と15歳少女の間に生まれたと伝えた女児について、別の16歳少年が自分が父親だと名乗り出た。サンの姉妹紙である15日付ニューズ・オブ・ザ・ワールドが報じた。

名乗りを上げたリチャード・グッドシェル少年(16)は、「赤ん坊の目がぼくと同じだと友達はみんな言っているし、ぼくの母もそう思っている」と語った。グッドシェル少年はまた、問題を適切に解決するのはDNA鑑定のみだとの考えを示し、自分が父親なら「知る権利」があると述べた。

10代の妊娠出産が大きく報じられたことを受けて、与党・労働党党首のブラウン首相や野党・保守党のキャメロン党首らは相次いで苦言を呈した。CNNにも、同様の事例が身近にあったとの投稿や、人生経験を積んでいないうちに子どもを持つことへの反対意見、少年少女の親の不在に対する疑問が寄せられている。
(CNN.co.jp、YAHOO!JAPAN)