薬物事件は「タトゥーあり」!?

 押尾学(31)と酒井法子(38)の薬物事件はこれからが本番だ。そんな中で話題になっているのがタトゥーで、関係者のほとんどが「タトゥーあり」なのだ。

 まず押尾。背中一面に天使が翼を広げているようなデザインのタトゥーを入れていて、左胸に合掌、左腕にマリア、腰にトライバル(文様)と体中に入っている。離婚したばかりの矢田亜希子も臀部(でんぶ)にタトゥーが入っているのは知られた話だ。

 また、押尾と一緒に合成麻薬MDMAを使って亡くなったとみられるホステスのT・Kさんも、背中に鯉(こい)の入れ墨があったといわれている。

「生前のT・Kさんは浅草の三社祭が好きだったそうです。彫り物を入れて威勢よくみこしを担ぐ男たちに憧れて、自分も彫ったようです」(マスコミ関係者)

 夫の高相祐一とともに覚醒剤で逮捕された酒井は、左足首に蓮(はす)の台座と梵字(ぼんじ)をモチーフにしたタトゥーを入れていて、左手薬指にも星形のタトゥーがある。

 高相は20歳の時にライオンのタトゥーを背中に入れたのを皮切りに、首の後ろに「Stay in’ Alive」、胸に蝶、右脇から腕にかけて上向きの矢印、恩師の死をいたんだ文字、酒井と同じ左手薬指には星が入っている。子供が生まれたときは、「似ている」という理由で、映画になったキャラクター「キャスパー」のタトゥーを入れた。

 タトゥー専門誌「TATTOO TRIBAL」の創刊号(03年6月号)で取り上げられたこともあり、高相は「何か自分で成し遂げたときや、自分なりの人生の節目に入れている」などと同誌で語っている。

「タトゥーの彫師は全国に1000人近くいて、押尾は有名な彫師に入れてもらったようですが、高相はハワイやロスなどの海外説があります」(事情通)

 いずれにしろ、タレントがいきなりタトゥーを入れ始めたら要注意か。

日刊ゲンダイ2009年8月15日掲載)
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