女子プロ野球


 来春から関西の2球団でスタートする「女子プロ野球リーグ」のトライアウト(入団テスト)が30日、京都市右京区の「わかさスタジアム京都」で行われた。

 女子野球のクラブチームに所属する選手やソフトボール、陸上選手ら71人(17〜35歳)が参加し、打撃や投球などでアピールした。

 リーグは、日本女子プロ野球機構京都市)が運営し、2球団が来年4〜10月に約40試合を戦う。選手は18歳以上で、年俸は200万円。監督、コーチは元プロ野球選手が務める。

 この日は、1次テストで50メートル走と遠投の後、野手は打撃と守備、投手は投球を披露。34人が2次テストに進み、実戦形式のシート打撃などを行って終了した。

 トライアウトは11月4日に西武ドーム(埼玉県)でも開かれ、2回のトライアウトの結果、2球団で計約30人が選抜される。選手の所属は2球団による選考会議で決定する。
(読売新聞、http://news.nifty.com/cs/sports/baseballdetail/yomiuri-20091030-01000/1.htm