インフル患者、累計1000万人超える

 国立感染症研究所は27日、全国約5000医療機関を対象にした定点調査で、最新の1週間(16〜22日)に新たに受診したインフルエンザの推計患者数は、前週(9〜15日)から約9万人増の約173万人になったと発表した。

 ほとんどが新型インフルエンザ患者と見られ、7月上旬以降の累計患者数は約1075万人となり、初めて1000万人を超えた。

 1医療機関あたりの新規患者数は38・89人で、前週から3・74人増。都道府県別では、大分県77・21人、福井県71・25人、石川県65・02人など、すべての都道府県で20人を上回り、38府県で患者数が前週よりも増加した。

(読売新聞、http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/yomiuri-20091127-00676/1.htm