<中華経済>GDP日本越えは今年か

2009年12月25日、中国国家統計局は08年のGDP伸び率をこれまでの9%から9.6%に上方修正し、4兆6000億ドルとした。ロシアメディアの報道を環球時報が伝えた。

世界銀(WB)によると、同年日本のGDPは4兆9000億ドル。中国の09年のGDPは8.4%増と見込まれる一方、日本は6.8%減との観測もあることから、中国は今年にも日本を抜いて、世界第2の経済大国になる見通しだ。

多くの経済大国が世界的金融危機の打撃を受ける中、中国は経済成長を維持した。多くの経済学者は、中国のGDP成長がさらに多くの対中投資を呼び込むとしている。

米・ゴールドマンサックス主任国際エコノミスト、ジム・オニール氏は、中国は2027年までにアメリカを抜いて世界最大の経済大国になると予測する。プライスウォーターハウスクーパースは、それよりもさらに早く2025年に経済大国の王者交替が実現するとみている。(翻訳・編集/愛玉)

niftyニュース、http://news.nifty.com/cs/world/chinadetail/rcdc-20091229000/1.htm