BBC「Life」が素晴らしいワケ


BBCのネイチャードキュメンタリーって、とにかく凄いですよね。

Planet EarthとかLifeとか、あの迫力と臨場感は最高です! そんな僕の大好きな「Life」の製作責任者Mike Guntonさんが、どうやって、こんなにも自然に動物たちを洞察して撮影することができるか語ってくれました。

それでは、Guntonさんの説明と共に、素晴らしい映像をお楽しみください。

このクリップの中でGuntonさんは、息をのむような瞬間を撮影する手段として使われた最先端のテクノロジーについて説明してくれました。それは、ハイスピード撮影、低光量写真に加え、写真家が1キロメートル離れた所の動作も安定して撮影できるようにしてくれるマウント「Heligimbal」が開発された事でした。Heligimbalによって、撮影のクオリティはググっと上がり、ワニの目がキラ〜ンと開くシーンのような、今まで見たことのないような瞬間をフィルムに収めることができるようになったんです。

また、マクロ撮影の進歩も注目すべきところで、観ている人達が自分が小さくなってミニチュアの世界にいるような感覚じゃなくなったんです。例えばアリの縦隊が行進しているシーンでは、大移動中のヌーの群れの中にいるような感覚になり、感情的に観ている人達は彼らの人生の一部になったような気分になるんです。

そして、それぞれの生き物たちにストーリーを与え、その中で彼らが直面する困難を観ている人達も同じ体験をして一緒に立ち向かっているように感情移入させるストーリーづくりも、このネイチャードキュメンタリー「Life」に人々が魅了される要素の一つだそうです。

映画化されることも決定した「Life」楽しみですね。


−Kyle VanHemert(原文/junjun )

(MSNデジタルライフ、http://digitallife.jp.msn.com/article/article.aspx/genreid=120/articleid=494894/