“黒いスズメ”天保山に出没


 大阪市港区の商業施設「天保山マーケットプレース」周辺で「黒いスズメ」が現れ、話題になっている。カラスのような真っ黒い姿だが、愛らしいしぐさが訪れた人らの注目を集めている。

 黒いスズメは、マーケットプレース前のベンチで、食事をする客があたえる食べ物を目当てに集まってくるスズメの集団に交じって出没している。

 ほかのスズメよりやや小さいが、大きめのパンの塊を素早くくわえて、離れた場所でついばんでいる。パンをあげていた男性は「黒いのは2羽いる。真っ黒いのと、やや茶色っぽいの。2年ほど前からいると思う」と話している。

 黒いスズメは足まで黒いことから、市立自然史博物館の和田岳学芸員は、色素が変異した黒化個体と推定。同博物館には、白いスズメの問い合わせはあるが、黒いのは初めてという。

MSN産経ニュースhttp://sankei.jp.msn.com/region/kinki/osaka/100120/osk1001200210001-n1.htm