自分を嘲笑した母国に完勝!


バンクーバー冬季五輪のバイアスロン女子15キロメートルで銀メダルを獲得したカザフスタン代表のエレーナ・クルスタレワ選手が話題になっている。同オリンピック開催前、雑誌でフル・ヌードを披露した彼女を嘲笑した母国ロシア勢に完勝したためだ。

海外メディアによると、クルスタレワ選手は2006年に母国であるロシアチームに見切りをつけ、その後ベラルーシで活躍。昨年、カザフスタンの代表チームに加わった。

バンクーバー冬季五輪が始まる前、彼女は競技に使うスキー用品とライフルを買うためにカザフスタンの雑誌『Men’s Health』でフル・ヌードを披露。彼女の大胆な行動は母国で嘲りの対象となり、ロシアのKomsomolskaya Pravda紙は「コツコツと努力する者もいれば、刺激的な行動で注目を集めようとする者もいる」と報道。さらに「写真が持つ美しさは入念に練り上げられたものであり、議論の対象にもならない。彼女の行動には拍手を贈りたい」と皮肉たっぷりにコメントした。

しかし、今大会のゲームはロシア勢にとって面白くない展開となり、彼女は見事に銀メダルを獲得。彼女は「ロシアにいる両親と一緒にこの銀メダルを祝いたい」と胸のうちを語った。

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(MSNトピックス、http://topics.jp.msn.com/life/column.aspx?articleid=232827