育児放棄ホワイトタイガー、双子元気です


 香川県東かがわ市松原のしろとり動物園で、ホワイトタイガーの母親から毛色の違う雄の双子が生まれた。

 父親がホワイトタイガーとベンガルタイガーの混血のためか、1匹は白にうっすらとしまが見え、残りは茶色の毛に黒のしまがくっきり。8月末まで「ふれ合いタイム」を実施中で、同園は「ぜひ触りに来て」と来場を呼びかけている。

 母親はララ、父親はケントで、白い方がロッキー、茶色はジャッキーと命名された。ララが育児を放棄したため、飼育員がミンチ肉にネコ用のミルクを混ぜた離乳食を与えている。5月15日の誕生後は順調に育ち、体長約80センチ、体重約10キロになった。

 高松市岡本町の会社員中村亮介さん(26)は「1匹が寝ると、すぐにもう1匹も寝てしまう。同じ行動を取るのが不思議で、かわいい」と見入っていた。

 ふれ合いタイムは午後1時から30分程度。入場料は中学生以上1300円、3歳以上600円。無休。問い合わせは同園(0879・25・0998)。

so-net、読売新聞、http://news.so-net.ne.jp/article/detail/506203/