まずは未知なる、バンクーバーの食事情の特徴とは。

連日熱戦が繰り広げられているバンクーバー五輪日本選手団の活躍にも期待がかかるが、五輪はやはり、お祭りごと。現地から届く、参加者やファンの明るい表情を見ているだけでも楽しい。そこでより、バンクーバーの熱気を感じるべく、今回はバンクーバーの食事情について調べてみたい。現地在住のオールアバウト「バンクーバー」ガイド、下村猛氏に教えてもらおう。

まずは未知なる、バンクーバーの食事情の特徴とは。

「基本的にはパン、ポテトなど、北米の食事がベースですが、アジア系住民が多いため食事に対する国境がなくなってきていますね。中華、和食、ベトナム、タイ、インド料理などは、すでに日常の一部と化しつつあります。寿司はコンビニでも売られていますし、中華の焼きそば、ベトナムヌードルのフォー、インド料理のサモサなどは、ごく普通の食事で、ウェストコースフュージョンと呼ばれる無国籍料理のレストランも数多く見られます」

北米をベースにアジア系の料理が日常と、日本人にはなじみやすそうなラインナップ。中でもオススメなバンクーバーご当地グルメも挙げてもらった。

バンクーバーで食べたい料理、まずはサーモン。特にバンクーバーは近海から水揚げされるため、鮮度が高く、そのおいしさは折り紙つき! 刺身やムニエル、塩焼きなど、食べ方も自由自在ですが、やはり、名物でもあるスモークサーモンで食べてみてください。レストランのランクにもよりますが、お値段は前菜で10カナダドル程度です。

次に中華料理。なぜカナダで中華?と思われるかもしれませんが、バンクーバーの人口の3割弱は中華系の住民で、中国本土や香港から有名シェフが招聘されており、本国を凌ぐと言われています。バンクーバー近海で水揚げされるシーフードは中華とも相性もよく、特にカニ、エビといった甲殻類を使った料理がおすすめ。予算は一人30カナダドルもあれば、十分に楽しめます」

現地に応援に行かれる方、行く予定がある方はぜひ、ご参考に。

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niftyニュース、http://news.nifty.com/cs/entame/showbizddetail/allabout-20100215-20100215-5/1.htm